最近、40、50代の方で、フランチャイズでの開業を目指す人がとても増えている気がします。学習塾や外食系、中にはエステサロンの開業を男性が目指すと聞いて驚きました。
起業ですから、色んな業種があるとは思うのですが、わたしが指摘したい問題点は、商売の本筋とは離れた事柄に神経を使いすぎることです。
最も気になるのは、起業して直ぐに税理士を頼む人が多いことです。まだ、売上げがゼロなのに、何故か税務処理を気にし過ぎたりする人が多くいます。ほとんど、簿記の心得がないようですが、やはり起業においては、如何にお客さんを作るか、そのために何が必要かに関心が向かなくてはいけないのに、その先の売上げの処理で悩んでいるのですから、わたしも力が抜けてしまいます。
開業して初年の会計は、会社組織にしないで自営の青色申告で行うなら電子会計で十分だと思います。初めての人には青色申告会が記帳の仕方を教えてくれますから、そこで学ぶ程度で十分対応可能です。
やはり、フランチャイズでも、自前の開業でも起業にあたって大事なことは、お客さん作りです。そのお客さんを作るために、何が必要か、そのことに専念するべきで、それ以外のことはアウトソーシングしても、人を雇っても、後からで十分対応できます。
起業家が置かれた立場で、最も重要なことに全力で向かってください。
《現在、起業ランク91位から131位へ下降中です。
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