今日、東京は急に寒くなりました。8度前後の気温ですから、年の瀬を前に身に凍みる寒さでした。多分、北国の人にはこの程度の寒さで震えていると、笑われるとは思いますが。
連日、食品業界の不正行為が公になっていますが、横浜の崎陽軒が農林水産省の立ち入り調査を受けたシューマイの件でも、身に凍みる寒さを感じました。
多分、みなさんもこのニュースは知っていると思いますが、再度立ち入り調査の理由を書きますと、崎陽軒が製造している「昔ながらのシウマイ」に表示している加工食品の原材料の使用量を、重い順に「豚肉、たまねぎ」とするところを、「豚肉、帆立貝柱」の順にしていたことが、日本農林規格(JAS)法に違反したことで、本社などへの立ち入り調査となりました。
通常、この程度の違反ですと、厳重注意の上、即刻表示を書き換えるということで一件落着になっていたと思います。ここまで違反行為を大きく取り上げる背景には、北海道ミートホープの牛肉ミンチ品質表示偽装事件以降、世論を背景に製造会社や小売店、飲食店などに対して行政が厳しい態度で出ていることがあります。
このような時は、事業を行う人間が勝手に判断するのではなく、あくまでも法律の判断によって善悪が決ることです。とかく起業したばかりのときは、起業家が小さな違法行為に走ることはよくあります。
以前、見逃してもらった先輩起業家の言葉を真に受けて同じような行為をしたことで、違法行為として厳しく処罰されるケースがこれからは多発しそうです。自分で勝手に判断しないで、保健所なりに聞くことで無用なトラブルから身を守ることです。起業の時のこの種のトラブルは、廃業につながるケースが多いことを覚悟することです。
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