11月も今日までですね。後は、12月一月で2007年も終わりです。まだ、この時期に振り返っても仕方がないので、後一月を全力で駆け抜けようと思います。
最近は、外食産業にしろ、小売業にしろ、国内市場が次第に飽和状態になり始めて、アジアの各国に進出する企業が増えています。ラーメン店やカレーのチェーン店までが、中国などに進出してます。
そんな背景が気になってか、国内市場には最早売上げを伸ばす余地はないのではないかと云った質問を、中小企業経営者や起業相談で受けることが多くなりました。
結論から言いますと、国内市場に限界を感じているような会社は、売上高が数千億円のビックビジネスの話で、中小企業やこれから起業するような人にとって国内市場で行き詰ることはありません。
逆に、大手が海外市場に焦点を当てた事業展開をしているとき、国内市場には力を入れていませんから、攻勢をかけるチャンスです。
「イノベーションのジレンマ」と言って、大手企業は管理費やサービスにお金をかけるために販売価格が上がってしまい、後発の安値で勝負する小企業に負けてしまうと言うのが、あらゆる業界に共通する下克上です。
大手が海外に目を向けている隙に地域の市場シェアを少しでも奪うことが、後発企業にとっては生き残るための課題です。
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