昨日に続いて初期投資額は小さく、回収期間の短いフランチャイズの業種を探します。
500万円以下の初期投資では、ハンコ屋と軽印刷を兼務した事業が高い利益を上げていました。昨年までの市町村合併や新会社法の施行など、印鑑や大量な印刷物を必要とするイベント続きで、追い風が吹き続けました。印刷機材の導入にも、ほとんどの本部がリースを勧めているため、資金も少なくてすみます。ただ、需要の大きな山を越えた後だけに、これ以上伸びるとは考えづらい面もあります。
住宅メンテナンスは、これから団塊世代の大量退職時代を迎え高い需要が期待できます。ただ、耐震強度の審査の厳格化で住宅建設の不振が続くメーカーが、メンテナンスに力を入れているため、都市部では競争が大変激しくなっていることも事実です。
靴やバックの修理、合鍵複製などを行うリペアショップは、隠れた優良本部の多い事業。ほとんどの店舗はオーナー一人で開業するので、粗利益の高いことが特徴です。来年以降、景気が悪くなるほどリペアショップの需要が高くなりそうです。
高齢者向けに食事の宅配や買い物代行を行う宅配事業は、将来性の高い事業と言えます。最近は、自治体から委託を受けて宅配するケースも増えて、事業としての認知度も高まっています。この事業を通じて親しくなった高齢者に、新たな商品をPRすることができるなど、新事業を展開する可能性も高くなっている。
フランチャイズの場合、あくまでも誰もが開業することのできない技術習得を経て開業することが大切で、誰にでもできるような技術ではフランチャイズに加盟する意味がありません。また、事前のマーケティングが重要な意味を持っていて、高い需要と低い供給のバランスを見極めた上で開業することが鉄則です。
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