このブログを読んでいる人の中には、今勤めている会社の仕事自体は好きだが、会社の営業方法が納得できなくて、できたら会社を辞めたいと考えている人も多いはずです。
兵庫県で女性専用のかつらを販売するウィッグサロンを経営するA さんも、同じ思いをした一人です。彼女は学校を出て化粧品会社に就職し、その後数社転職の後にオーダーメイドのウィッグ会社大手に勤めました。
女性の髪の悩みで相談にのること自体、A さんは人に役立つ仕事をしていることで誇りを持っていましたが、会社の営業方針で「最初は低価格の商品でお客さんの関心を引き、その後徐々に高額品を紹介したり」、「育毛ケアでは数百万円にまで価格をつり上げる」など、お客さんには説明し辛い価格体系に不満をもっていました。
特に、会社の経営が厳しくなってからは、商品価格をどんどん引き上げていきます。A さんは管理職として、経営側と社員側の間に入ってつらい思いをする日が続きました。
そんな経緯から、納得のいく仕事をするには自分で開業するしかないと腹を決め、4年前の2004年8月に独立開業しました。その後、勤務先だったウィッグ大手の会社が倒産したこともあり、ほとんど宣伝広告を行っていなくても順調に顧客数も売上げも伸ばしています。
仕事自体は以前勤めていた会社と同じ仕事です。ただ企業経営が新たに加わるということで、経営に関する準備は商工会議所などを通じて事前にしっかりと用意をしていました。今の勤務先に不満のある人にとって、A さんの独立は参考になると思います。
《現在、起業ランク21位から21位へ変わらずです。
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