2月に入ると税金の納税申告の季節を迎えますが、今の時期は納税に向けて財務諸表を作成をしておく必要があります。この数年以内に起業した人にお金の使い方での失敗を聞きますと、半数近い人が訳も分らずに税理士を頼んだことを上げます。
帳簿に関してまったく知識がないと言うこともあるのでしょうが、まだ売上げも上がらないうちから税理士を頼んでしまって、月々数万円の費用がかかるのですから、腹立たしい失敗ではあると思います。失敗の原因は、事前に帳簿を付ける準備をしてなくて、追い詰められてから税理士に依頼するケースがほとんどのようです。
わたしは、会計ソフトの弥生を導入してます。ただ、わたしのレベルの低さがばれてしまいますが、会計ソフトを使ってもきちんと記帳をするにはけっこう苦労をします。長い目で見たとき、サービス業の生産性の低さが問題になる原因の一つに、この種のソフト導入がわが国では進んでいないことがあると思います。
また、今年からは税務署への申告にe-Tax を利用してみようと思っています。デメリットは準備に時間がかかる点です。住まいの役所に行って「電子証明書付きの住民基本台帳カード」を取得する必要があります。1000円かかりました。また、3000円程度のICカードリーダライタを買っておく必要もあります。
メリットは5000円の税額控除を受けることが出来る点。また、税務署への申告では添付が義務付けられている領収書や源泉徴収票の提出を省略できます。早い話が、あまりうるさい領収書のチェックはない点はありがたいです。ただ、3年間は領収書の保存をしなければいけませんから、何でもパスと言う訳ではありません。
もし、本気でe-Taxでの納税を考えている人がいましたら、役所の「電子証明書付きの住民基本台帳カード」作成は時間が掛かりますから、早めにカードを作りに行くことを勧めます。多分、納税時期が迫ってくると、各地の役所で人が並んで大変な混乱が起る可能性が高いと思います。
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