多分、世の中の景気の不透明感が増しているせいだとは思いますが、昨年末から今年の年初にかけて、ここ2、3年では最も多くわたしのサイト「転ばぬ先の起業講座」に起業相談が寄せられました。
そこでの話ですが、「初めて起業を考えてみようと思うが、初心者はどのような勉強をするとよいか?」と言った内容の質問が多かったのです。
起業と言うと、直ぐマネジメントや簿記の勉強を予想するようで、「どのような本を読むとよいのか、具体的に教えて欲しい」と言ったケースも3件あったほどです。
ただ、わたしは起業を考えるならまず、起業家の目をもってモノゴトを考える習慣をつけることを薦めます。このところ小麦粉の値上げが進んでいます。消費者の目で考えると、住まいの近くの小売店で一番安いお店を探します。
起業家の目は、小麦粉に代わる食材がないか探します。また、高い小麦粉をいかに価格に転化できるかを考えます。身の回りで起るモノゴト全てに、起業家の目で見て考える習慣をつけることです。
それから、人との会話力と文章力を鍛えることです。起業を考えるとき、まず求められるのがコミュニケーション能力ですが、それには人と言葉で話すか、文章を読んでもらうか、この2つしかありません。この2つの能力によって起業家は、人から評価されます。
マネジメントや簿記は、その上で勉強しても決して遅くないと思います。また、人とは違う自分らしさを出した会話や文章は、とても難しいものです。起業の初期の段階から、人は同じことをしない起業を心がけてください。
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