このところ経済ニュースを読んでいますと、日増しに景気が悪くなっていくのが分ります。こんなとき起業を目指す人間なら、次の展開のためにも何かしら手を打っておきたいと考えますが、実際はなかなか有効な手を打てないのが現実です。
ただ、直ぐには起業はできないが、準備のために日本経済新聞やフジサンケイビジネス・アイを読んで情報を収集することならできます。仮に、ラーメン店での起業を考えている人なら、自分が出店を計画している街のラーメン出店地図を作って、分析をしたり戦略を練ったりすることはできます。
経済の流れを後から振り向きますと、劇的なことが起ったように思われがちですが、わが国のバブル崩壊後の経済にしても、米国の大恐慌にしても、長い時間がかかって不況が襲ってきて、また徐々に復活していきます。
大恐慌で地価が下がりはじめて、再び上昇を始めるまでには8年の年月がかかっています。わが国のバブル後の地価上昇までには10年以上もかかっています。単純に一方的に下がり続けるものではなく、株価などは下がったり、上がったりを繰り返しながら、結果的には大きく下がっています。
また、大恐慌とはいえ当時の米国民は日々の生活を営んでいますから、食べものも日用品も売れ続きます。戦争直後のわが国でも、食べものや生活用品は普段どおりに売れています。ただ、需要の力は相当弱くなりますが、お客さんはいるものです。
「継続は真なり」と言いますが、どんな不況においても、商売を続けていれば必ず道は拓けてきます。今は、不況の足音に怯える日々かも知れませんが、今から小まめに情報収集や出店のための準備を行っていると、必ず前方が開けるときが来ます。諦めずに、起業の努力を続けましょう。
《現在、起業ランク32位から34位へ下降中です。
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