今年の冬は、ここ数年続いた温かな冬と違って気温は低く雪も多いため、スキー場は例年になくスキーヤーやボーダーの来場が多いようです。わたしも、シーズンに5、6度は日帰りスキーを楽しむのですが、今年はいつになくゲレンデに活況が感じられます。みなさん、元気にお過ごしですか。
わたしの街の隣、小平市の飲食店で先週、みかじめ料、通称ショバ代を取ろうと因縁をつけた40代の暴力団の親分とその子分、関係者など4人が逮捕される事件が起りました。最近は、暴力団による拳銃事件が頻発していますが、同様にショバ代を巡る恐喝事件も多発しています。
ただ、小平市の事件は、暴力団の4人を相手に果敢にショバ代を拒否して警察に訴えたのが25歳の女性経営者と聞いて、びっくりしています。わたしは、移動販売車による弁当や食事の販売で起業する人の相談に乗っていますが、路上での販売のため暴力団の脅しが怖くて開業を断念する男性がいることを知っています。
反対に、最近の移動販売での起業では、女性と男性との比率が5対5と思われるほど女性の起業が増えてます。多分、暴力団の親分は相手が若い女性なので甘く見たのが、警察に捕まる原因となったようです。起業を目指す女性の中には、男性よりも気の強い女性が大勢います。
25歳の飲食店経営者が、ショバ代を払ったり、脅されて泣き寝入りをしたりしないで、警察に相談したのは大正解だと思います。よく、一度きりと思って暴力団にショバ代を払う人がいますが、警察官から直接聞いた話によると、ショバ代を支払う飲食店オーナーは、警察からみると暴力団関係者と言うことになるそうです。暴力団の資金源の一人とされて、警察からは要注意人物と言うことになります。
本人にその気がなくても、結果的に資金の提供者にされてしまうのです。最近は暴力団による凶悪事件が多発していますが、その原因はサラ金の多重債務者に対する総量規制や、銃規制の強化、暴対法の取り締まり強化などによって、暴力団関係者への締め付けがますます強くなっているからです。
甘い言葉で飲食店経営者や移動販売店主に近づいてきますが、毅然と暴力団の申し出には拒否することです。暴力団と親しくなって、起業にメリットになることなどまったくありません。間違いなく起業の寿命を縮めますから、暴力団には近づかないことです。開業に向け
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