今週は寒い日が続いていましたが、今日は風もなく日差しもあって温かな一日でした。ただ、明日からまた雪が降りそうですから、まだまだ油断はできません。みなさん、元気にお過ごしですか。
遂にと言うべきか、やっとと言うべきか、大相撲時津風部屋の前親方が障害致死で逮捕されました。この前親方は、逮捕されて言うのもおかしいのですが、人柄もよく弟子の指導も角界では随一と言われていました。事件当時、4人の関取を擁していて、1人か2人の関取を育てたら平均点の親方と言われる時代に傑出していました。
ただ、この親方の人柄のよさは素面のときの話で、一度酒が入るとがらりと人間が変わる、酒乱といわれる癖の人間です。見た目と、本質とが違うことで困るのが、起業する時のパートナー選びと同じ問題です。相撲の世界に入った新弟子にとって、知らずに入門した部屋の親方が酒乱だと命に関わります。
他方、起業の時にビジネスパートナーとして組むことになった相手が、金遣いが荒くて、無類の浪費家となると、行き着く先は会社の倒産です。人柄も人当たりもいい人なのに、お金を持つと途端に蛇口の壊れた水道みたいに、お金をばら撒く人は起業を目指す人に意外といるものです。特に、会社が軌道に乗った途端に金遣いが荒くなる話はけっこう聞きます。
最近は、ネットでビジネスパートナーを探すサイトがあったりして、相手をよく知らないまま共同で事業を始めるケースも多くなっています。ビジネスですので、決して必要以上に仲よくなる必要はないですから、相手が無類の浪費家とか、酒に酔うと酒乱になるとかは、事前に調べた上で起業することをお勧めします。
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昨日に続いて、アソシエの仕事がデキる人の「しないことリスト」です。特集の見出しで勝負するアソシエですから、読んでいて参考になる話はほとんどがサラリーマン向けです。東京ガスに西山経営研究所と言う組織があることは知りませんでした。そこの55歳くらいの西山所長が、相手が常務であっても「急な誘いには参加しない」とか、ダメ上司は断ち切れなど、優等生の自慢話が載っています。そこまで仕事ができるのに何故起業ができなかったのか、読んでいて気になりました。仕事のできる人は、しないことリストを考えるより、独立するべきです。
起業向けで気になったしないことは、「お客さんからの要望に応える以外のことは、絶対にしない」と言うコンサルタントがいます。これは、わたしも肝に命じていることです。お客さんの要望以外まで踏み出してしまうことも、また問題なのですが。
「マイナスの差別化」は製品作りやサービス提供において、スタバの喫煙者排除、理容室のQBハウスによる洗髪・髭剃りの省略、松井証券の営業マン全廃などをあげています。携帯のウィルコムには、子供用に通話相手を3カ所に限定した「安心だフォン」があります。他の会社のサービスでは当然あるものを削ることで、手数を省いてコストを下げ、お客さんの人気を上げています。
また、「緊急だが重要でない」案件は、他の人に任せることで当人は手をかけないことです。起業においては、仕事に対するスピードが成功と失敗の分かれ道と言われます。スピードを上げるには、何をして、何をしないかが重要なポイントですので、もし、興味のある人は、日経ビジネス「アソシエ02・19」を読んでみてください。
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