今朝は昨夜の雪が路面に残って、幹線道路を除く道路はアイスバーンで危険な状態だったようです。日曜日と言うこともあって、路上を走る車の台数が少なかったために、大きな混乱にはならなかったのが救いです。みなさん、元気にお過ごしですか。
現在、飲食業は80年代後半のバブル期をピークに、15年以上に渡る下降線が続いていますが、一向に上昇する兆しは見えていません。そんな中で気を吐いているのが、業態ごとにまったく違うアイデアとコンセプトでお店を運営する、多業態飲食企業です。
Sさんが東京・港区にピッツアのお店を出したのは1999年のことです。当時、彼は広告代理店に勤めていて、イアリア帰りのピッツア職人と共同で出店したお店でした。この時期、バブル崩壊後の企業倒産が相次いでいて、週末起業が知られる3年も前です。ただ、この店にはお客さんが来なくて、1年間はSさんの給料で二人が生活していたといいます。
01年にやっと口コミでお客さんが来てくれるようになって、Sさんの飲食店が話題になります。ただ、普通は人気になった店舗と同じような2号店や3号店を出店したくなりますが、Sさんはイタリアンがあったり、フレンチがあったり、和風があったり、鉄板焼きがあったりと、同じ業態のお店を出さず今日に至っています。
現在まで6年間に40店の業態の異なるお店を出店しています。その中には、ミシュラン08年版の3ツ星の店も、2ツ星の店もある豪華さです。起業において、会社に席を置いたままの起業は掟破りです。また共同経営も、起業ではあまり勧められませんし、出店までの準備期間も短かかったと思います。
ただ、Sさんには、たとえ起業に失敗しても何をしてでも生きていけるという楽観主義と自信は、誰にも負けないものがあったようです。起業には、この楽観主義と自信が最も大切なような気がします。
《現在、起業ランク26位から28位へ下降してます。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ