今日も寒い一日でした。夕方、街のフィットネスに行ったのですが、毎日黙々とランニングマシンでいる人が、今日も40分間走っていました。本来なら、晴れの東京マラソンに参加する予定だったのですが、抽選に洩れて今日もランニングマシンです。そんな方が、3人います。ただ、起業もマラソンも同じですが、し続けるってことがとても大変なことだと思います。みなさん、元気にお過ごしですか。
経済産業省は今年1月から、エステティックサロンの優良店を表示する業界の自主的な認証制度の創設に支援し始めています。エステなどサービス業には、これまで認証制度がなかったために、消費者が会社やお店の質を見分ける目安がなく、契約や勧誘を巡ってはトラブルが多発していました。
そこで国が認証支援を行おうというのですが、これまでと違うのは役人の天下り団体を作って、認証を一元的に行う従来型の手法は使わず、第三者機関のNPO組織「日本エステティック機構」が制度作りを進めています。この制度によると、消費者との書面交付の確認や契約金額など約50項目について書類上の審査を行います。また、業者と利害関係がない中小企業診断士らによる店舗の訪問も行うことになっています。
来年1月以降には業者の審査などを経て、店頭には認証のマークを張ることになっています。この認証制度は、エステに続いて結婚相談所でも認証ガイドラインを作成する予定で、その後は語学学校や学習塾などでも同じような認証を行う予定です。
これまで、国が行う業界団体の認証制度はそのほとんどが、国民的な支持が得られずに頓挫してきました。昨年の中古家電製品の認証制度などは記憶に新しいところです。ただ今回は、経産省が直接ではなく業界団体が自主的に認証するところが、これまでとはまったく違っています。
特に、語学学校のNOVAや相次ぐエステ店の閉鎖などこの種のサービスでは、お客さんが前払いした料金が倒産により払い戻されない事態が相次いでいます。何かしらの指標が欲しいところに業界団体による認証ですから、店頭のマークは相当宣伝効果の高いものになりそうです。これらのビジネスに興味のある人は、関心をもってウォッチングする必要がありそうです。
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