最近、起業をして大きく業績を伸ばしている会社を調べてみて、20年前には影も形もなかった業種の会社が幅を利かせていることに気付きます。人材のヘッドハンティング、接客店の覆面調査業、検索エンジン対策のコンサルティング、人材派遣業など、時代の変化に合わせた新しいビジネスばかりです。昔ながらの従来型ビジネスでは、業績を劇的に伸ばすことは難しいようです。みなさん、元気にお過ごしですか。
新しいビジネスといいますと、新宿で在日外国人向けに賃貸住宅の交渉窓口を行っているKさんの会社などは、時代のニーズをビジネスにしている画期的な起業といえそうです。
Kさんが2006年11月に設立した会社が行っているのは、外国人の入居希望者にトラブル解決サービスを提案をします。自前の英語、中国語、朝鮮語を話す社員やその他の言葉を話すボランティアが、外国人と家主・管理会社の間に入って、トラブルになりそうな問題を事前に解決していく仕組みです。
日本には、200万人以上と云われる外国人がいますが、住居を探すために大変な苦労をしています。金銭の問題も大きな問題ですが、習慣の違いからくる周辺住民とのトラブルや住まいの使用法など、家主にとっては頭の痛い問題です。一方、最近は賃貸住宅の供給過剰から空いてる部屋も多く、家主にとっては問題を起こさない外国人なら是非とも住んでもらいたいところです。
Kさんは、この需給ギャップに目をつけて、1世帯あたり初年度3万円、2年以降1万円でサービスを行っています。Kさん自身が宅地建物取引主任者の資格をもっていますが、約50社の不動産会社と提携してサービス会社に徹しています。
このビジネスは不動産業界でも大変注目されていて、早晩第二、第三のサービス会社が誕生すると見られています。どこにでもある不動産会社の事業展開では、その収益は知れていますが、Kさんのように他では扱っていないサービスだと、利益は急速に伸びるが現在です。家主にも、管理会社にも、外国人にも感謝されるビジネス。収益の源はそこにありそうです。
《現在、起業ランク20位から18位へ上昇中です。
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