コンサルタントを生業にしていますと、相談を受けたお客さん第一主義が鉄則ですが、同時に相談を受けた内容の本質を見抜く目が求められます。お客さんは何を求めているのか、相談を受けたビジネスの本質な何なのか。みなさん、元気にお過ごしですか。
最近感じることですが、飲食業の本質が変わってきています。従来ですと、一にも二にも料理が美味しいことが最重要な問題でした。少しくらい狭い店でも、店員のサービスが悪くても、料理が美味しいければ他のことは許されました。
ところが、料理の味のウエートが次第に下がっているのです。一説によりますと、料理の味は4~5割にくらいに下がって、店のサービスや雰囲気が味と同等かそれ以上に上がってきたのです。今や飲食業の本質は、ゆったりとした気分でカップルや友達同士が、会話を楽しむ場所となっています。
そのため、ケバケバしいお店の宣伝や煌々と照らし出す店内の照明は必要ないのです。光を落として、聞こえるか聞こえないか微妙なBGMが、落ち着いた雰囲気を作ることが重要とされています。10年前と比較すると、お酒の消費量はずっと少なくなっています。
この時代の変化に気付かなかったり、着いていけない起業家が事業に失敗します。わたしたちの環境は、思いがけない速度で変化を遂げています。この変化を見逃さないことが、起業を軌道にのせる条件となります。慌てて起業することよりも、もう少ししっかり環境の変化に目を向けてください。
《現在、起業ランク16位から18位へ下降してます。
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