説得力のある、８×８＝６４の法則

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　多分、工場での仕事をしている読者の人なら見たことがあると思います。最近の工場内の標語の中に、「8×８＝８４の法則」と言う言葉をよく見かけます。みなさん、元気にお過ごしですか。

　わたしが政策研究大学院大学の某先生に聞いた話では、話し手が知ってる情報の8割を話し、聞き手が聞いた話しの8割を覚えているとして、結局最初に伝えるべき１００％の情報のうち、８×８で６４％の情報しか伝わっていないという法則です。

　これも、他の解釈の仕方もあるようなのですが、要は人への伝達能力によって仕事の結果に大きな違いがでるという話しです。もし、5割と5割なら２５％しか伝わらないとなると、これは悲劇的な結果しかまっていません。ただ、わたしもこの法則を知るまでは気にしませんでしたが、自分の伝達能力がどのくらいのものなのか、一度考えて見るべきです。

　この８×８＝６４の法則は、個人間の伝達だけでなく、会社がお客さんへの伝達能力とか、自治体が住民に対しての伝達能力とか、色んなパターンが考えられます。もし、起業家の人による商売上での伝達となると、これは死活問題です。文章力や会話能力と合わせて、伝達の仕方を今一度考えてみてはいかがでしょうか。