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4月7日号の週刊アエラには、『「3社目の正直」で起業』の表題で起業に成功した、30代3人の起業家の話が掲載されています。みなさん、元気にお過ごしですか。
中村荘秀さんは学校を出てから住友商事で3年2ヶ月働いた後、ネットベンチャーのゴルフダイジェスト・オンラインへ転職、5年後には現在のアライドアーキテクツを設立しています。この会社はWebサイトの制作などシステム開発会社で、同社のサービスを利用したお弁当ブログ・マガジン「キャラ弁倶楽部」が主婦に好評だそうです。
二人目は、3月30日に当起業の目でも取り上げた面白法人カヤックの柳澤大輔さんです。学校を出た後、ソニー・ミュージックエンタテイメントに就職、2年後にカヤックと関連会社のクーピーを設立、現在はWEBプロデューサとしてカヤックの展開するサービスの総合プロデュースを行っています。
三人目は、旅と平和の佐谷恭さん。富士通からリサイクルワンの創業にかかわり、その後ライブドアに勤めた後に、旅と平和を設立してレストラン「パクチーハウス東京」の経営を行っている。パクチーは、インドやベトナム料理には欠かせない葉モノ野菜で、カメムシの匂いといわれる葉に、独特の癖のある香りを持っているそうです。好きなひとにとっては癖になる匂いで、嫌いなひとには耐えがたい匂いとなるそうです。
この3人の共通項は、一度は学校を出てビックビジネスの企業に勤めている点。その後、ベンチャーでもまれた後に起業を果たしています。また、型にはまらない企業経営がユニークで、中村さんの会社はオープン会計を実施していて、社員の誰もが会社の資金状況を知っています。
また、柳澤さんが昨年11月に完成した新社屋は、畳と掘り炬燵がある広間の趣きのある社内です。佐谷さんの場合、開業後半年は来店客は来ないといわれる飲食業界の常識を打ち破って、昨年11月のオープン以来、日本初のパウチー料理店として満席状態が続いています。
アエラは、最初に大手企業に入社と書いていますが、これは商売の流れの中のパーツ部分しか見えない仕事に従事することを意味しています。そこからベンチャー企業に移ることで、商売の全体が見える仕事を一度は経験してから、自分の商売を起業する、そんな流れが見えてくるように思いました。