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4月末のこの時期は、上場各社にとっては3月期決算の発表時期。今年大変な話題になっているのが、社内の整理整頓を徹底して、長年の赤字企業が黒字に転換した日本サーボです。みなさん、元気にお過ごしですか。
日本サーボという会社は、これまで日立グループのお荷物と言われ、企業努力にもかかわらず、長いこと黒字を定着させることが難しかった会社です。その会社が昨年から、日本電産に親会社が変わったとたん、一年で黒字企業になってしまいました。
先日、決算発表の席で担当役員は、黒字化が叶った要因として「社内の整理整頓を徹底したことが最大の原因です。朝の仕事は身の周りの清掃から始まります」と発言したことで、本当に社内の清掃で黒字になるのか、マスコミも企業経営者にも関心を集めています。
日本電産の永守重信会長は、現在わが国では最も有能な経営者の一人で、日本サーボのような赤字体質の染み込んだ中堅会社を10社以上再生させています。永守イズムとも言われる経営方針は、企業にとって赤字は罪悪であり、黒字化にために、「仕事をすぐやる、必ずやる、できるまでやる」。
そんな永守イズムの中に、社内の整理整頓の徹底があります。彼は大変な合理主義者で、整理整頓の裏には、
必要なモノが必要な時にないのは、元からないのと同じと言う考え方をします。この考え方は、起業を目指す人にとっても大変役立つと思います。起業に際しては、どうしても備品、設備、頭の中身など、雑多に集めたくなります。
そのために、必要なときにすぐには出てこないので、探す時間の無駄、探せなくて同じ品の買い求めなど、無駄が積み重なってしまいます。中小企業のコンサルタントをしている武蔵野の小山昇さんの経営手法も、徹底した整理整頓で全員のトイレ掃除は有名です。起業家も日ごろから整理整頓を心がけてはいかがでしょうか。