税理士や司法書士など士業に関係する仕事で、これから確実にニーズが高まる仕事といいますと、知的財産管理(知財)であることは間違いないようです。先日、わたしが所属する協会の集まりでも、中小企業がもっている特許やブランドをどう戦略的に管理するか、多くの関心がこの一点に集っていました。みなさん、元気にお過ごしですか。
わが国の景気は、これから長期の下降線を描くのでしょうが、不景気の中で力を発揮するのが、特許権やブランド力など知財と呼ばれる無形資産です。しかも、経済産業省や農林水産省など国が先頭になって、この知財を活用した企業戦略を進めようとしています。
知財といいますと、特許と意匠・商標の出願申請を行う弁理士の仕事のように思われますが、彼らは申請とその処理が主業務で、知財戦略となるとこれまでは、企業の知財管理部OBの人が個人的に行ってきました。
そこで、今回国家資格として第一回の「
知的財産管理技能検定」がスタートします。この仕事は、企業の知財戦略をサポートすることを目的にした検定制度で、5月21日から申込受付、7月6日の試験となっています。これまでは、民間資格で行われてきましたが、いよいよ本格的国家資格に昇格して注目度が増しています。
もし、知財に関連した仕事で起業を考えている人なら、この資格は後々十分役立つと思われます。興味のある人は、検定概要を読んでみてはいかがでしょうか。
《現在、起業ランク20位から25位へ下降してます。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ