社会人になって、本格的に好きな勉強をしよう。司法試験や公認会計士試験、社会保険労務士試験など、士業に挑戦するために勉強をしようと、20代後半から30代のサラリーマン、サラリーウーマンたちが仕事を終えた後に向かう先が有料自習室です。みなさん、元気でお過ごしですか。
2年前から、首都圏を中心に開設が始まった有料自習室は、新たな起業チャンスとして注目されています。以前なら、ビルのフロアーを借り切ったレンタルオフィスが新たな起業チャンスでしたが、起業してオフィスを借りようとする起業家が意外と少なかったり、自治体が運営するベンチャーオフィスとバッテングする、ビルオーナーから便利な場所でのフロアー借りが難しいなど難題続きで、方向転換で始まったのが有料自習室です。
現在、約50店の自習室が首都圏で営業しているようですが、開設予告と同時に席が埋まるほど人気が高く、運営会社は物件探しに奔走しています。室内の作りは、図書館とネットカフェを足して2で割ったようなスペースになっていて、共用スペースも含めて一人当たり約2㎡を机と椅子で囲む場所を提供しています。
一人当たりの料金は、一月単位で1万5000円から2万円程度。場所によっては、1日単位で千円にしているところもあります。やはり、ターミナル駅に近い便利な場所が人集めの条件ですが、同時に繁華街のザワザワした場所ではいけません。繁華街近くで、しかも人通りの少ない人気のないビルの一室が、自習室のロケーションとしてはねらい目です。
有料自習室は、単純なビジネスで開業資金も数百万円で済むこともあって、個人で開業している人が比較的多いビジネスです。多分、このブログを読んでいる30、40代の人の中にも、家で机に向かうよりも、自習室があると借りたいと思っている人も多いはずです。想像以上に需要は多いかも知れません。
《現在、起業ランク17位から20位へ上昇中です。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ