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今年10月から、政府は小麦の売り渡し価格を20%以上も引き上げます。食品関係の会社にとっては、大変な打撃になりそうです。小売り価格の引き上げがほとんど進まないところに、材料費だけがドンドン上がっているのですから、メーカーも卸店も、小売店も、利益はますます圧縮されていきそうです。みなさん、元気でお過ごしですか。
昨年来、食品関係の会社では、賞味期限の切れた商品の販売が大きな問題になっていますが、これからはこの期限切れ商品をどうするか、会社の存続に関わる問題になりそうです。そんななか、各種お茶や茶器、菓子類の販売を行っている「ルピシア」が、4月に東京・代官山に出店したルピシア・ボンマルシェは、販売期限切れ商品の販売に踏み切りました。
紅茶やウーロン茶は賞味期限が2年以上と長いため、これまでは一定の期限を過ぎると店頭から撤去して、廃棄処分にしていました。ただ、品質的にはまったく問題のない商品です。このような商品を集めて、2割から5割引きで店頭に並べて販売しています。現在は、お茶だけでなく、菓子類や調味料などまで手を広げています。
期限切れで廃棄した場合は、売上げも利益もゼロですが、値引きして販売した場合は原価は回収できます。メーカーにとっても、小売り店にとっても、この収入は経営に大きい意味があります。また、お客さんの側にしても、品質にまったく問題のない商品を、2割から5割引で買うことができるのですから、収入の伸びない昨今はありがたい値引きです。
これまでは、売る側も買う側も、あまりに建前主義になっていたような気がします。総合格闘技の世界ばかりでなく、ビジネスの世界も、政治の世界も、現在はガチンコ勝負です。特にこれからの小売業は、いかにスマートに気持ちよく、この賞味期限切れ間近の商品を売るかに、お店の将来がかかっています。これから起業する人も、既に開業している人も、この賞味期限問題をどう解決するか、経営能力と頭の使いどころです。
そんなバカな!!