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今年の洞爺湖サミットは、2050年までに温暖化ガスの排出を半減する長期目標を、世界が共有する方針を決めて終了しました。42年後の目標を設定する行為は、その時代に方針を決めた人は誰も生きていないわけですから、官僚が得意とする先送りの典型です。みなさん、元気にお過ごしですか。
時代は常に変わり続けているのですから、42年後に向けて目標を設定すること自体イカサマです。何故イカサマの方針しか決められなかったのか、世界の環境問題の第一人者、レスター・ブラウン博士は、「環境問題は経済の1分野ではなく、経済問題が環境の1分野だ」と云ってますが、まったくその通りだと思います。世界の経済問題に立ち向かうために生まれたG7でも、戦後の世界の政治を安定させるために生まれた国連でも、今の環境問題に立ち向かうことはできないと思います。
そんな洞爺湖サミットで、注目したのは主に通訳を請け負った会社、
日本コンベンションサービスです。この会社が行っている業務は、今回のサミットのような通訳、会議運営、それに関連する人材派遣が3つの柱になっています。特に、医療関係の学会の会議運営は有名で、大きな学会では殆どこの会社の手によって運営されほぼ独占状態です。
会社の設立は1967年で決して新たに起業した会社ではないのですが、わが国には、このようなイベント運営会社が少なすぎる気がします。有名な所では、電通や博報堂ですが、これらの会社は広告代理店で本来のイベント会社ではありません。他に新聞社の事業部なども、イベントの開催は行っていますが、絶対数が少なくビジネスとしては美味しいビジネスです。
日本コンベンションの場合、売上高約98億円(08年3月期)、従業員190人ですから、見る人が見るとこの数字がいかにボロいビジネスか分るはずです。多分、ライバル企業がいない世界なのです。これは、結婚式二次会の代行会社などにも言えることですが、時代の風潮として、① 煩わしいことは人に任せたい ② 会社内も、学会などの組織も、結婚式の手伝いも人がいない ③ 大会やイベントの運営には専門的なノウハウを必要としている などがあって、需要は高いのですが、実際に運営する会社は極端にするないのが現実です。
よく起業したいけれどその対象となる業種がないといいますが、あまり人から見えないところには、けっこう美味しい業種はあるものです。ただ、誰もが今すぐイベントの運営で起業と云うわけにもいきませんが、他の人と同じような業種で起業しても、先は見えています。現在は、新たな業種を自分が作るくらいの気概が求められています。
『
そんなバカな』