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将来、ネットショップでの開業に興味のある人に伺いますが、現在 IT 企業の楽天には何カ所の支社があると思いますか? 正解は、今月開設した新潟を含めて、全国10カ所の支店を擁しています。全国をインターネットでつないで、効率よく事業展開を行っているはずの楽天なのに、10カ所もの費用の掛かる支店網を構築する楽天の経営は、おかしいと思うかも知れませんが、現実にはこの支店網を活用した営業が現在の楽天の事業の姿なのです。みなさん、元気にお過ごしですか。
楽天では、6月から新サービス「グルメスピード便」をスタートさせました。肉、魚、野菜、果物など主要な食料をネットで昼までに注文すると、翌日には品物が届くサービスで、高齢者や共稼ぎ家庭に焦点を当てています。三木谷社長が新たに生まれた新潟にまで出向いて、日本海側での事業展開に力を入れていることをアピールしたのは、上信越・北陸で特産品を扱う老舗企業に対して「楽天市場」への参入を促す狙いがあったはずです。
現在も「楽天市場」へ出店を目指す起業家は大勢います。一見、手軽に起業するならネットショップというのは、出店料も店舗の維持管理も簡単にできそうに思われるからです。ただ、この「起業の目」でも何度か指摘しているように、他のオーナーと同じような商品や販売方法では、まったく売れないのが現在のネットショップです。しかも、出店した以上は、実店舗と同じように毎月出店料がかかります。
これまでは、楽天も出店料狙いでショップオーナーを募っていましたが、現在は営業の焦点を全国的に名の知られていない地方の名店に合わせています。よく、「楽天市場」で黒字のショップは1割程度しかないと言われますが、この1割企業候補のお店に市場参加を積極的に呼びかける営業をしています。
残念ながら、これからネットショップで利益を上げようとするなら、相当の販売知識と経験を持っていなければ難しい時代になっています。これまでの販売に加えて、物価高や消費不況という新たな要素がこの1年で加わっているからです。ネットショップで開業を目指すなら、まったく頭を切り替えて、競争相手のいないステージでの開業を目指す時代に入っています。
『
そんなバカな』