日本の一番長い日と言われた終戦の日から63年。戦後の日本は、良しにつけ悪しきにつけ、この1945年8月15日から始まっています。その終戦の日に、多くの日本人が絶望するなか、いよいよ自分の好きなことができると喜んだ人たちが、その後起業家となったと言われています。みなさん、暑いなか元気にお過ごしですか。
東京などの大消費地は、米軍の攻撃を受けてほとんど焦土になってしまいましたが、終戦の数日後には路上に商品を並べて商売を始めた人たちが相当いたと言われています。戦前は、現在と違ってサラリーマンはまだほとんどいなくて、農民と職人と言われる自営業者が成人人口の9割近くを占めていました。戦前の商業学校の実習では、実際に商品を背負って売って歩いていたようですから、現在の教育よりとても実践的だったようです。
日本国中、サラリーマンやサラリーウーマンが大半を占める時代になりましたが、歴史的にこのような時代は精々50年程度しか経っていません。それまでは、否応なしに起業の時代だったのです。頭がよくて高等教育を受ける人は、同じ学年の1割もいなくて、ほとんどは丁稚奉公でお店に住み込んで仕事を覚え、年季明けには今度は自分がお店を構えることになります。
現在において、起業と云うと大変なことのように受け止められますが、少し時計を逆回転させると誰もが自分の修行した商売で開業する時代だったのです。ただ、時代は変わっていますから、現在では誰もが起業と云うわけにはいきません。多分、起業を志す人も少なくなっていますし、そこで商売を軌道に乗せることのできる人も全体の何割かの人だと思います。
ただ、現在はバブル崩壊前のように、会社が全社員の退職後の生活まで面倒を見てくれる時代ではなくなっています。いつ倒産するか、解雇を言い渡されるか、病気などで自主的な退職を迫られるか分らない時代です。色んな選択肢の一つとして、起業による独立もあることを知っておいて欲しいと思います。そして、いつもブログなどを読むことで起業を身近に感じてもらって、何かの時に役立てればと思ってブログを書いています。
終戦の日から63年、わたしたちは無目的に豊かになりすぎたような気もしますが、この日は自分の原点に帰る日として大切にしたいと思います。これからも、よろしくお願いします。
《ありがとうございます。
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