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昨夜から今朝未明にかけて、東京西部は雷と激しい雨に見舞われて、浅い眠りの一夜となりました。東京と愛知県だけに豪雨が襲ったようですが、やはりこれも異常気象なのでしょうか。みなさん、元気にお過ごしですか。
異常といいますと、昨日発表になりました「あおぞら銀行」の2008年9月中間決算の赤字見通しに対し、金融関係者やマスコミが神経を尖らせています。従来の見通しは155億円の黒字でしたが、貸出先企業の業績不振や不良債権処理により、数10億円の赤字となる模様です。主要銀行では今期初めての赤字になるようです。
1990年代後半の金融不況のことを思い出してほしいのですが、あの時は全国の信用組合や信用金庫、地銀の倒産が相次ぎ、その次に拓銀や長銀(あおぞら銀の前身)が倒産したことで取引企業へと拡大していきました。あれから10年以上を経て、現在は怠慢経営の金融機関はさすがになくなりました。しかし、あおぞら銀行から融資を受けている企業などの中には、赤字決算を契機に貸し剥がしなどによって、資金ショートが発生する可能性が高くなります。
現在の日本の景気は、02年から「いざなぎ越え」を言われた好景気が昨年にはピークを過ぎ、現在は景気循環によって景気の底へ向かって下降している最中です。さらに、アメリカ発のサブプライム問題による不景気も一方で発生していますから、2つの不景気が日本経済に押し寄せている状態です。
そのためか、わたしが知っている中小企業経営者やマスコミ関係者は、これから半年や1年は「サバイバルの時代」と言い出しています。このようなとき、景気のよい話には注意をすることです。また、どんなに大不況といえども、人間が生活している以上はそこそこに企業は売上げを上げることができますから、この時期に会社を自分から辞めるとか、大きな借金をするとか、リスクの発生することはしばらく我慢することです。
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