またぞろ、バナナのダイエットが流行して小売店では、バナナの品不足が深刻のようです。昨年は納豆が店頭からなくなる騒ぎがありましたし、それ以前にもアガリクス製品、白インゲン、寒天、コエンザイムQ10など、健康やダイエットのための食品ブームは絶えず寄せては消えていきます。みなさん、元気にお過ごしですか。
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ブームが起るたびに、一時的に需要は大きく伸びます。そのため、生産者も販売店も生産や在庫を増やし、従業員も増やして対応しますが、ブームが終わると待っているのは悲劇です。売れない在庫の山を抱えて、倒産する例が後を絶ちません。
特に、販売が安定しない起業したばかりの会社の場合、ブームの商品を扱いたがるのですが、ブームとともに会社も消えることが多いのが現状です。しかも、ブーム商品を扱うと、売るための努力やノウハウの蓄積をしないで、安易な商売に走るため先の長い地道な商売が難しくなります。
起業にあたっては、自分が扱う商品やサービスが、流行モノなのか不易なモノなのか、慎重に判断する必要があります。不易(ふえき)とは、時代の変化に係わらずお客さんからの需要が見込める商品で、どんな企業経営者もこの不易な商品を探すために努力をしています。辞書を調べますと、「変わらないこと、すたれないこと」とでています。
起業家の場合、どうしても開業当初は商売を軌道に乗せるために、目先の利益ばかりを追いかけてしまい、失敗することが多くなります。マスコミに取り上げられるケースも似ていますが、実績もなしにテレビなどで紹介されると、一時は売れますが、長い目でみると失敗することが多いようです。ブームを当て込んでの商売は怖い。