昨夜のことです。7時のNHKテレビのニュースを見ていました。日本、欧州、米国と株価の暴落の話が始まる前に、いきなり飛び込んできたのが、日本人3人がノーベル物理学賞を受賞した話です。みなさん、元気にお過ごしですか。
《ありがとうございます。
現在、起業ランク12位から12位へ変わらずです。
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そのとき、多分アナウンサーの表情の変化を通してでしょうが、ニュースを送っているNHKのスタジオの空気が一変したような気がしました。連日の株価暴落は大変なニュースですが、わたしにはまったく分らないクォークや素粒子といった単語が、大不況と背中合わせのなかで空気を一変させる力があることに驚かされます。
わたしは、このよく理解できない物理学の話だから、余計によいのではないかと思います。宇宙が誕生する時の物質の根源的な話のようですから、日経平均株価とかNYダウといった話が、とてもちっぽけな話に思えてきます。
そこで、空気を一変してしまう「気」の存在です。元気とか、気持ちとか、景気とか、「気」のつく言葉はいっぱいあります。辞書を調べると、息の語源は「心の気が鼻から出入りすること」とあります。人間が生きるためには欠かせない息を吸うことは、心の気を出入りさせることのようです。
また、この世の中を動かしているのは、全ての人の気持ちです。今の現状に合わせると、大不況がまもなく日本に来ると思うと、人はお金を使わない、他人にお金を貸さない、なるべく外出しないようにするなど、これらは景気の足を引っ張る行動ばかりです。まったく同じ状況でも、これから景気がよくなりそうと気持ちが思うだけで、気前よくお金を使うことで景気は上向きになります。
起業にあたっては、この「気」に神経を使うことが大切だと思います。いかに人の「気」を引くことができるか、周辺の「気」をコントロールすることができるか、自分の「気」を引き締めるかなど、「気」の使い方を変えることで、起業の行方も劇的に変化する気がします。