先日見た映画「おくりびと」で、本木雅弘の主人公の子供時代に母親と二人を捨てて、家出した父親の役が峰岸徹さんでした。映画の最終盤のシーンで、死んだ父親との再会場面で映画館にはすすり泣きが洩れていました。その峰岸さんが本当に死んでしまうとは・・・。これも、夢の中の出来事が現実で起る、正夢なんでしょうか。みなさん、元気にお過ごしですか。
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今日の株価の大暴騰は、投資家の皆さんが連日見ていた夢が現実になったのでしょうか。ただ、現在一喜一憂しているのは株式相場の話です。1929年10月24日に米国ウォール街から始まった大恐慌では、株価が10月23日の相場まで戻すのに米国では12年の月日が流れたといいます。
今回のサブプライム問題から始まった日本の株価下落は、07年10月11日の17488円辺りから始まっています。この下降局面が上昇局面へ変わるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。株式相場は、現実経済の先行指標ですから、実際に景気が悪くなって失業率が高くなるのはこれからのことです。
記憶のある方も大勢いると思いますが、97年の金融危機では、ほとんどのビジネスパースンがリストラに対する備えをしていなかったために、退職金を貰ってそのお金でフランチャイズに加盟する人が大勢いました。現在、コンビニ店のオーナーに納まっている人の中には、この時期に会社勤めを辞めて自営業者になった人が少なくありません。
また、2000年以降には、アントレがプロワーカーと言い出して、勤めていた会社を辞めて、同じ会社から同じ仕事を請け負う、一人請け負いへと切り替えられる人が増えました。考えてみるとアントレも罪作りなことをするもので、結果的には親会社だけを頼りにした人は、ほとんどが仕事がなくなって請け負い仕事は失敗に終わっています。
やはりリスクを回避するためには、親会社以外の複数の会社と取引をしていないと、起業としては失敗します。あの時期は、あまりに雇用関係や起業に対して無知なビジネスパースンが多かったような気がします。これからも、実際に辞めるかどうかは別にして、具体的に起業準備は始めておいたほうがよさそうです。