世界的な金融危機以降、経済の世界は暗い話が続いてきました。そんななか、福岡市と韓国・釜山市との間で経済圏作りが始まっているようです。みなさん、元気にお過ごしですか。
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九州と韓国東南部(釜山市、蔚山市、慶尚南道)を1つの経済エリアとする「超広域経済圏」構想で、子供の頃は日本に住んでいた李明博(イミョンバク)・韓国大統領が、選挙公約の1つとして提案していたみたいです。
この国を跨いだ
経済圏作りに興味をもつのは、1つには人口の高齢化によって需要の弱まっている日韓両国にとって、文化の交流が新たな需要を生んでくれる可能性が高いことです。昨年までは、韓国人観光客が大挙して日本に来て買い物をしてくれましたし、わが国でも韓流ブームで大勢の女性が訪韓しました。
2つ目は、これまで実体以上に安かった円が、今後は相当円高に振れると予想されています。トヨタやソニーに代表された輸出企業にとって厳しくなりますが、ユニクロ、ニトリなど、外国で製品の生産を行い、それを輸入している企業はこの時期、商品値下げを行いながらも大きな利益を出しています。
韓国からの製品輸入によって、九州で起業を目指す人は足場をつくることが楽になります。また、九州ばかりではなく、ロシアに近い北海道や東北・新潟でも、同様の製品輸入が円高を追い風に進めやすくなりそうです。
現在、金融危機のお陰で暗い話ばかりマスコミを賑わせていますが、国内の輸入業者のなかには、為替差益で高い利益を上げている会社がけっこうあります。ただ、いつもそうですが、商売をしている以上絶対に儲かっているとは云いません。それは、いつ円安に振れて真っ青になるか分らないから、商売をしている以上はいい話は他言しないものです。
今回の九州と韓国東南部のように二国間の経済圏つくりは、普通なら無理な話ですが、金融危機で不景気になったことで実現しそうです。このような動きが広がると、これからの起業にとっても幅が大きく広がりそうです。