今年の日本は暖冬ですが、ヨーロッパは大雪と寒波に襲われ、景気も最悪ですから大変な冬になっているようです。失業率も、大半の国が10%前後ですから、目を覆う経済状態です。そんななか、徐々にではありますが明るい話しも聞こえてきます。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
《ありがとうございます。
現在、起業ランク8位から9位へ下降してます。
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一つはイタリアの最高級車フェラーリが、総販売台数で前年比2%増の6587台と過去最高を記録ししました。また、経常利益も前年比27%増の3億3900万ユーロ(約390億円)と、こちらも最高記録を更新しています。景気の良し悪しに関係なく、フェラーリは売れるんですね。多分、ネームバリューや性能、デザインなどで他に比較できる車がないため、独自市場だけで販売されるオンリーワン製品の地位を確保していると思います。
もう一つは、オーストリアのスキーメーカー、アトミックが売り出したD2バリオカットが売れに売れて、現在は品不足状態が続いています。このスキーは、10年ほど前から導入されているカービングスキーの次世代版で、昨年11月に1千ユーロ(約12万円)の高価格で売り出したのですが、左右の板をそれぞれ二重構造にしてスキーヤーが思い描く通りに回転することが可能になっています。
D2はスキーの世界のイノベーション製品です。現在のように、大不況で世の中が閉塞状態にあるとき、閉塞感を打ち破ってくれるのはイノベーションとはよく云われます。従来品と比較したとき、比べようのない新たな発想の製品です。ホンダが今月発売を再開したハイブリッド車のインサイトも、トヨタのプリウスと比較して、その価格の安さイノベーションであると云われます。
これは、スキーや車に限りません。現状を打破するようなイノベーション製品が、徐々に市場に現われいます。当然、起業にあたっては、このようなイノベーションを扱うことが大切です。品質のイノベーションばかりではなく、価格でも販売方法でも、会社の組織運営においてもイノベーションは可能です。真剣にイノベーションを考えて見ませんか。合言葉は、他にはない製品です。