昨日の学習塾の授業料値下げの話では、埼玉県で学習塾オーナーをされているT さんから、昨年からの不況で学習塾経営の環境も徐々に変わっていて、親が生徒の成績という実を取るか、その前に安い授業料を取るか興味をもっていると言うメールを貰いました。また、G さんからは、成績保証システムは10年前からあり、元々学習塾の授業料には定価意識がなく、授業料の高い安いでは生徒は動かない話を書いてくれました。Tさん、Gさん教えて戴きまして感謝してます。今日も読んで戴きましてありがとうございました。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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来日した米国のヒラリー国務長官を見てますと、さすがプロの政治家と思いました。一方、酒癖の悪さを世界に公表してしまった中川前財務相の場合、誰も彼に助言する人がいないことも公になりました。大物政治家ともなりますと、政治活動にしろ私生活にしろ、ほぼ苦言を呈することのできる人などいません。精々、占い師や宗教団体の教祖などと云われる人くらいです。それほど危うい世界に生きています。
これは政治家だけに限りません。成功した起業家にも、まったく同じことが云えます。事業を立ち上げるときは必死ですから、腰は低く、人の話はよく聞きます。ところが一旦軌道に乗ってしまいますと、もうビジネスの世界など甘いものと、堀江貴文さんと同じように傍若無人な振る舞いになります。若くして成功した起業家ほどこの傾向は顕著で、簡単に落とし穴に落ちやすいものです。
日本では、起業にしろ政治にしろ、個人の能力に依存するケースがほとんどです。ただ、仕掛けを大きくして大きなビジネスを相手に考える場合、やはりチーム力に頼った方が大きな仕事ができます。また、起業家が一人有頂天にならないためにも、最初から仕組み作りを考えておくべきです。自分の進む方向に問題があるとき、率直に指摘してくれる人がいない起業は、ブレーキのない車を運転しているようなものです。
日本でも、米国でも起業で失敗するケースは、どちらも少なくはありません。ただ、本物のイノベーティブ企業の誕生となりますと、米国が圧倒的に多くの会社を生んでいます。政治の世界同様に起業においても、もう少しプロの世界を意識した起業を考える時代にきていると思います。