わが国の景気は、3月31日の年度末を境に底を打って上昇するか、底割れして再度下降を続けるか、切迫した毎日が続いています。株価が7000円を割るような事態になると、ほとんど銀行に赤信号が点滅しますから、決算の数字は酷いものになりそうです。株安→銀行決算の大幅赤字→貸しはがし続出→企業倒産の連鎖→株安のスパイラルが発生します。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
《ありがとうございます。
現在、起業ランク9位から9位へ変わらずです。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ
特に輸出関連だけで利益を上げてきた企業は、抜きさしならない事態に追い込まれてところも少なくありません。そんななか、景気とは凡そ別の世界で事業を続けている会社があります。マネジメントの世界で云う、まったく競争相手の存在しない市場で事業を行う「ブルーオーシャン戦略」の会社です。この不況の中でも、ほとんど金融危機や需要減退の影響を受けていない会社です。
Y さんが起業をしたのは、今から8年前の56歳の時でした。それまで自衛官だったY さんは、退職後の起業はまったく考えていなかったようです。ただ、学校を卒業して自衛隊一筋で人生を歩んできたY さんにとって、50歳を過ぎてから3人の部下の自殺に遭遇していました。3人とも自殺の原因は不明です。Y さん自身、日々の多忙を極めた仕事に、自分の能力を超えていることも感じていました。
そんな経験があり、知人からも隊員や会社従業員の悩みを聞く会社を作っては、の助言もあって起業に突き進みました。Y さんの会社の特色は、年中休みなしで24時間体制を引いていること。また、臨床心理士などの資格を持つカウンセラーが、あらゆる相談に対応していることです。わが国では、この分野の民間企業はまだほとんどありません。ブルーオーシャンの世界なのです。
Y さんは会社設立から8年、自前のカウンセリング担当者を置くことのできない中小企業を対象に、約380社と契約を結んでいます。多くの企業と契約を結んでいることが実績となり、新たにカウンセリングを依頼する中堅会社が、後を絶たない状態です。実際、今の会社従業員は、そのくらい多くの悩みを抱えています。起業では、自分が臨床心理士の資格取得を目指すことも一つの方法ですが、会社を作って資格者を集めることも一つの方法です。あなたも、身の回りのブルーオーシャンを探してみてはいかがですか?