現在の外食産業は、お客さんの減少と材料費の高止まりで、四苦八苦の経営を続けているお店が大半です。それでも、お店を持ってみたい開業願望者は引きも切らず、開業しては廃業の繰り返しが彼方此方で起っています。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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そんな外食の現状を打破しようと、新たな取り組みを進める動きがあります。東京で有名なのは、都心のオフィス街に何台もの移動販売車を並べて、昼食難民と呼ばれるオフィスに勤めるビジネスパーソンに昼食を提供している「ネオ屋台村」です。経営しているのは、1998年に設立したワークストア・トウキョウドゥ。この会社、オフィス街の空きスペースを地主と交渉して一定期間借り、そこに登録している移動販売車の出店を斡旋しています。
現在、東京・大手町の東京サンケイビルや丸の内の東京国際フォーラム、表参道avex、大宮センタービルなど17カ所に出店。約200台の移動販売車が登録しており、売上げの10%を空きスペースの地主会社へ、5%をワークストアの手数料として徴収し、残りの85%が出店移動販売車のオーナーの手取りとなっています。
首都圏のオフィス街は地価が高いため、低価格の手軽な食べものを扱うお店は極端に不足しています。ワークストアの空きスペースに焦点を絞っての移動販売車での出店は、そのオフィス街の盲点を突いた営業と云えます。サンケイビルや東京国際フォーラムなどでは出店期間が5年以上に渡っていて、今では昼食時には欠かせないお店として認知されています。
この「ネオ屋台村」でハワイアン料理を提供しているご夫婦を、テレビ東京系列の日経スペシャル「ガイアの夜明け」が、3月3日午後10時から取り上げています。番組では、「ネオ屋台村」と同じようにオフィス街の夜を狙っている外食レストランチェーンや素人の日替りシェフレストランなども登場します。
できましたら、この「
移動販売車マニュアル」のページを参考に見てから、番組を見ますと理解が深まるような気がします。