一昨日の「検証することをしない、この国の怖さ」では、5人の方からコメントとメールを戴きました。やはり、ロバート・キヨサキ氏の金儲けに触発され、そこから起業に進まれた人が多いようです。わたしも、数十年前は楽してできる金儲けに必死の頃がありました。今日も呼んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
《ありがとうございます。
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数十年前の金儲けと云いますと、ギャンブルか株式投資です。不動産投資をするほどは、資金がありませんでした。相当資料を用意して夢中で取り組みました。確かに一時は儲かる仕組みを解明したような気になることもありましたが、残念ながら投資環境に変化が起ると、せっかく解明した方法も次のステージでは通用しないことが分かりました。多分、現在も同じコトが繰り返されているではないかと思います。
金儲けの方法は、常に目先の利益だけを考えますが、やはり長い目で見ると常に勝ち続ける方法はないようです。今考えますと、当たりまえのことですが、その当時はそんな余裕もなく大変なエネルギーと能力を浪費していたように思います。そのとき考えたのが、ギャンブルや株式投資よりも、起業の方がアカデミックで研究もなされており、ノウハウも多く蓄積されています。それに何より、社会や人のためになることです。
この社会や人のためになると云うことが、実は大変重要なことだと思います。安易な金儲けは、意外と長続きしません。それは、精神的なモラルハザードが起るせいです。人間、金、カネ、かねでモノゴトを考えますと、堀江貴文さんのように簡単に躓いてしまいます。カネによる悲劇は、わたしが説明するまでもなく、テレビや新聞を見ると幾らでも取り上げられています。
最後の、キヨサキ氏に触発された人は多くいます。そのことと、起業は別のレベルの話ではないでしょうか。起業する人のなかには、偉大な経営者や学者に私淑している人も大勢います。松下幸之助、ピーター・ドラッカー、現代ですと稲盛和夫さんや永守重信さんなどです。起業では、難題に立ち向かうとき、このような場面では稲盛さんならどうするだろうか、と云った経営の真似がとても重要といわれます。できたら、キヨサキ氏から他に私淑できる人を見つけことで、頭からキヨサキ氏は消えると思います。