ビジネスや起業が成立する条件は、多くの人が抱える問題を解決することができたからです。解決した報酬として料金を頂き、事業として継続できる環境を作ることができます。
最初からお金を貰うことを前提にして、そのための問題探しをするのでは仕組みに無理があります。ただ、現在は最初からお金を貰うことばかり考えた起業が多いのも確かです。
現代の起業を考える上でも、人の抱える問題、悩み、欲求、希望、不安などを理解することが第一。そのためにはターゲットとする人の行動観察をしっかり行い、そこから解決を考える中でビジネスモデルを創りあげる。
この解決法を考えるときには、フレームワークを利用するととても便利です。ビジネスの問題解決の初歩で活用されるモノ、カネ、ヒト、情報が代表的な例として知られています。
実際にはこれをアレンジして、起業するビジネスに合わせ自分用のフレームワークを考え出す必要があります。最初からフレームがあるわけではなく、ビジネスごとにフレームワークを当て嵌めることポイントです。
もう一つ、現代のビジネスにおいては、一人だけで考える方法にはバイアス(先入観)がかかりやすくなるため、複数の人に集まってもらって考えることが有効です。
現在は起業を志向する人が増えています。ただ、起業技術と利益優先にばかりに目が向き、本来のお客さんの役に立つ問題解決の基本精神を、抜かしている人が多いので忘れないことです。
【昔から今に通ずるビジネス金言】
「これまで業界の常識とされたことを
疑ることが起業きっかけの近道」
以前のアナログ社会からデジタル社会に切り替わったことにより、アナログ時代の常識が次々に打ち破られています。特に、中高年の企業幹部の頭脳に浸み込んでいる黄金の常識ほど、切り替えは楽に進みます。この機会を逃さずに突き進む手はあります。
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