幸せな起業と新規事業とビジネスと:労働
2019-02-17T17:14:56+09:00
osa-kigyou
せっかく苦労して会社を作っても、1本の法律やひどい噂で倒産することもあるのが会社。ミクロのビジネス手法とマクロの経済分析によって、少しでも会社経営やビジネス展開に役立つ情報を提供することを目標にしてます
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大きく変わるこの国の労働環境
http://osakigyou.exblog.jp/28015452/
2019-02-17T19:09:00+09:00
2019-02-17T17:14:56+09:00
2019-02-17T17:14:56+09:00
osa-kigyou
労働
この大学では多数のバイトを抱えていますから、上告して最高裁の判断を仰ぐことになると思います。ボーナスだけでなく、有給休暇の取得も今後問題視されていますから、雇用する側には大きな経営課題が発生することになりそうです。
2020年からは、同一労働同一賃金の制度が大企業と中小企業でもスタートします。これまで、正社員と非正規社員の間に賃金格差がありましたが、これからはこの格差を解消する必要があります。
20年以降は、労働者の働き方が大きく変わります。一つは、低い賃金で働かせることを認めない狙いがあり、もう一つは、残業や休暇に関し労働者側の立場に立った要求が認められます。
日本政府は長いこと、ILO(国際労働機関)の雇用及び職業における差別待遇禁止条約を批准していませんでした。この条約を批准するためには、労働条件の大きな転換を進める必要があります。
今後、バイトのボーナス、同一労働同一賃金、休暇、残業時間などの罰則規定が適用されるようになると、事業を継続することのできない会社が増えそうです。日本経済の足を引っ張っていると言われるゾンビ企業が淘汰される可能性が高いです。
過ってわが国に乱立していた消費者金融会社は、貸出金利を法定内に是正することで多くの会社が姿を消しました。過払金返還が実行されたのと同じような流れが、労働法制にも起こる可能性があります。
ビジネスの今後は、利益幅が大きくないと人件費の比率が高くなるため、継続するのは難しくなるのではないかとわたしは予想しています。この変化をどうこれからのビジネスに生かすか、事業の成否を分けるように感じています。
【ひと言】 これまで、日本人が感じている世界でのビジネスの順位と、國際機関が発表するビジネスランキングとの間に大きな格差があります。労働生産性、男女平等ランク、労働時間ランク、平均年収ランクなど、先進国で日本は大半が下位の状態です。今回の働き方と同じように、国際標準で見た時に日本は驚くほど対応が遅れています。不況や大災害が続いていることで、世界のレベルからは酷く遅れてしまいました。
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頑張れ!!就職氷河期に遭遇した人たち
http://osakigyou.exblog.jp/27102340/
2018-02-25T19:34:00+09:00
2018-02-25T15:41:32+09:00
2018-02-25T15:41:32+09:00
osa-kigyou
労働
80年代後半、わが国はバブル経済で大騒ぎをしましたが、その反動で株や土地の大暴落を経験して、膨大な額の不良債券を企業が抱えました。絶対に下がらないと言われた土地の価格が下落し、倒産しないはずの銀行が潰れました。
この時代はバブルが崩壊した後の、「失われた10年」と言われる時代とも重なります。また、この時代に学校を卒業した人たちは、人口構成比で大きな塊を形成する団塊ジュニアと呼ばれる人たちでもあります。
戦後生まれといいますと、先の太平洋戦争とは無縁と思われがちです。ところが、戦場に駆り出された戦前の若者たちが終戦後郷里に戻り、結婚して一斉に生まれた子供が、47年~49年生まれの団塊世代。
この世代の人たちが結婚適齢期に家庭をもって、このとき生まれた子供たちが団塊ジュニアになります。そう考えますと、就職氷河期の遠因は70数年前の戦争にありということにもなります。
生まれた年代によって、こんなにも運不運がはっきりすると、現在30代後半から40代前半にかけての就職氷河期の人たちに対し、何かしらの恩恵があってもよいのではないかと思います。
非正規社員が多いとか、まだ結婚していない人も多いとか言われます。当時、社員を採用する会社があまりにも少なく、パチンコ台メーカーやホール会社の大量採用が、数少ない明るい話題だったことを記憶しているほどです。
若い時代は厳しかったけれど、中年になってからの環境が明るく変わることもあります。また、自分な生きる場所をコツコツ築くことで、新たな生き方も可能です。自分流で切り開くことを考え、頑張ってもらいたいものです。
【ひと言】 人生で初めてインフルエンザにかかりました。ほぼ一週間、最小限の仕事で過ごしてみました。この時期、納税申告があったり、住んでる自治体で関わっているイベントがあったり、長年アドバイスしている会社の新規事業が間近だったり、いろいろ課題がありましたが仕方ないので寝込みました。直ぐ取り掛かりますので、ご容赦のほどよろしくお願いします。
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中小企業に学生の求職者を増やすために
http://osakigyou.exblog.jp/21749641/
2014-03-04T20:39:00+09:00
2014-03-04T20:39:17+09:00
2014-03-04T20:39:17+09:00
osa-kigyou
労働
あまりに応募者が多い現実に、動画配信のドワンゴは15年春の新卒採用から、ニコニコ動画にちなんで2525円の受験料を徴収することにしました。この動きに対し厚労省は、自主的に中止するように求めています。職業安定法によって、いかなる名義でも労働者募集で報酬を受けてはいけない規定があるからです。
現在は、ネットによる入社の受験申込みが標準化していて、ネットを使わないと企業の負担が大きすぎます。職安法はネットで求職のない時代の法律のため、時代の流れにそぐわなくなっています。そのため、厚労省も口先での介入になったのでしょうが、このような手法は中国など社会主義の国のやること。
政府が経団連に従業員の賃金引上げを要請しましたが、このときも口先介入でした。本来なら、賃上げがしやすい環境を政府が作るのが筋で、自分の政権のときだけにお願いする姑息な手段です。この要請の応えている会社は、大半が銀行や証券など、民間企業でも免許事業を行っている会社ばかり。官製賃上げの色彩が強くなっています。
100社以上も受験して落ち続けた学生の中には、自殺する人さえ出ています。大企業には多くの学生が殺到しているのに、中小企業には求職者さえ少ないのが現実です。良し悪しは別にして、ドワンゴのように学生から受験料を徴収するのも一つの方法です。ドワンゴでは、来年春の受験者が64%も減ったといっています。
もし、厚労省が職安法に基づいて受験料徴収の中止を求めたいのなら、他の方法を提示した上で中止を求めるべき。それが現代の、行政による民間への要請の仕方です。昔ながらの役人気分で、民間活力を勝手に削ぐことは止めたほうがよいです。学生が中小企業にも目を向ける仕組みを真剣に考えるべきです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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今度労働者は2つに分類されるとする説
http://osakigyou.exblog.jp/19257468/
2012-11-23T20:06:44+09:00
2012-11-23T20:06:10+09:00
2012-11-23T20:06:10+09:00
osa-kigyou
労働
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起業コンサルタントの中山おさひろです。
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日本同様に、米国も中国も景気が一気によくなる気配はありません。そんな世界的な不況感のなか、これからの労働者のありかたを暗示する発言が話題になっています。ニューヨークタイムズ紙のコラムニスト トーマス・フリードマンさんが、これからの労働者はクリエーターとサーバーに2種類になると予言しました。
フリードマンさんは、「フラット化する世界」を書いて、世界的に注目されるコラムニストです。インターネットとグローバル化によって、先進国と新興国の経済は一体化し、同等な条件で競争を行う社会になると2005年に出版しています。日本の多くの労働者の不幸も、この世界のフラット化から始まっています。
フリードマンさんが予測した、2種類の労働者をわたしなりに解釈しますと、クリエーターとは、お金を生み出す仕組みを作ることのできる労働者です。将来は起業にも結びつけることのできる、お客さんを集め、お客さんから料金をもらえるビジネスを、企業内で探すことのできる労働者のことと思います。
一方、サーバーとは、仕える人、奉仕する人で、指示された仕事をする人です。日本人の多くは、長年このサーバーのことを労働者と思い込んできました。典型が、公務員であり工場労働者です。既に労働市場では、仕事が国内から東南アジアに流出していますが、その仕事とはサーバーの仕事を言うことができます。
以前は世界一高い給料だった日本では、給料の引き下げが続いています。そのほとんどの仕事は、サーバーの仕事です。フリードマンさんの説が正しければ、もし高い給料を貰おうとするなら、長く会社に勤めるより、会社の役職につくことより、クリエーターになることを考える方が早道のようです。
【一言】
企業内クリエーターと起業家とは、ほとんど同じ仕事をします。ただ、クリエーターはリスクが少ないですが、起業家には大きなリスクがあります。ただ、成功したときの報酬は、一方が社長賞の金一封なのに対し、起業家には継続的な収入となって、もう要らないといっても入ってきます。だから、起業家は止められません。起業相談をお待ちしてます。
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連休の谷間に副業について考えました
http://osakigyou.exblog.jp/14707530/
2011-05-02T21:16:22+09:00
2011-05-02T21:16:20+09:00
2011-05-02T21:16:20+09:00
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労働
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副業と言いますと、そこから得られます収入が目的の人が大半かと思われますが、商工リサーチなどの調査では、副業の目的で最も多いのは、起業のための予行演習です。やはり、いきなり起業するのは怖いで、一度副業として経験して、その上で起業を目指す人が多いようです。
また、副業によって新たな経験を積むことを考えている人が、目的の二番目に多い人です。多分に起業も視野に入れているのでしょうが、経験することを目的にしているようです。収入に関しては、三番目に多い目的でした。
副業を始めるためには、まず仕事を探さなければなりません。居酒屋やコンビニ店勤めのようなアルバイトではなく、起業につながる副業を探す場合です。まず、自分の特技や趣味など、棚卸しをして自分に出来ることの絞込みをします。
そこで副業のビジネスを決めますと、次は名刺と肩書きを決めます。そのうえで、対外的なPRをして収入へとつなげていきます。現在は、mixi や GREE、Facebook と言ったSNSが人と人とのマッチングを楽にしてくれますから、ビジネスの土台は作りやすくなっています。
とは言え、やはりSNS 頼りでビジネスを始めるのは、大変な知恵と時間と労力を必要とします。ただ、実際に起業した場合、それ以上のエネルギーを必要としますから、副業として経験しておくことは決して無駄ではありません。
これまで副業した人の場合、週に1~2日が27.2%で最も多く、次いで週の半分程度 18.8%、月に数日 15.6%。ほぼ毎日の人は15.4%と、思っているほど多くはいません(労働政策研究・研修機構調べ)
最後に、本業と副業を両立させるために必要なのは、まず会社の就業規則を調べて、副業が許されているかどうか、確認することです。次いで、働きすぎにならないように細心の注意をすること。また、職場の理解を得ることも大切なようです。
【余談】
M9.0の東日本大地震といい、ウサマ・ビンラディンの殺害といい、歴史に残る大変な出来事が相次いで起こっています。米国では、史上2番目に死者が多いハリケーンも起こりました。阪神大震災の年も、歴史的な出来事の多い年でした。このような年は、社会も大きく変わる年です。起業に向け、きめ細かなウォッチングも欠かせません。
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副業とワークシェアリングの強い絆
http://osakigyou.exblog.jp/9974182/
2009-04-03T21:50:52+09:00
2009-04-03T21:52:19+09:00
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osa-kigyou
労働
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最近、大手自動車メーカーが生産を減らし従業員の労働時間の短縮を進めています。そこから出てきたのが、副業を認める動きです。三菱自動車や日産自動車が、これまでの従業員の就労規則を改定して、労働時間の短縮に伴う従業員の減収を補うため、休日に副業を認めるそうです。そんな世の中の動きを察知してか、週末起業を支援するNPOの講座には多くのビジネスパーソンが参加しているようです。
副業に関しては、厚生労働省も2007年に「副業の禁止規定を原則無効とする」法案提出の検討に入ったことがあります。ただ、この法案は、今話題になっているワークシェアリングを実現するための関連法案としての副業でした。ワークシェアリングを本気で考えるなら、減収となる従業員の不足分を副業で補填するしかありません。また、同一労働、同一賃金の職務給制度の導入も抜きにすることができません。
ヨーロッパなどでは、比較的順調にワークシェアリングが導入されていますが、この場合は職務給制度と副業・兼業とがセットで導入されています。わが国でのワークシェアリングには、このセットを抜きに論議が進んでいます。このようなときは、ほぼ論議のための論議で、実現する可能性はほとんどないような気がします。わたしが、ワークシェアリングをさせられる従業員なら、同じ仕事をする人の給料の格差があったり、副業が認められないワークシェアリングなら断ると思います。
往々にして、政府や企業の計画には、まったく実現性がないのに、一応真面目に検討した実績が欲しいだけの検討会があります。これらは、まったくの流行を追ったものです。不易を実現するためには、まだまだ時間と根回しが必要です。現在の大手企業が進める副業騒動には、相当無理がありそうです。ただ、派遣社員とかアルバイトなど、副業が可能な職種の人は、積極的に可能性を探ることです。]]>
就業規則で社員の副業は禁止している会社が多いのですが・・
http://osakigyou.exblog.jp/9473660/
2009-01-24T21:08:37+09:00
2009-01-24T21:08:37+09:00
2009-01-24T21:08:37+09:00
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労働
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三菱自動車水島製作所が、社員のアルバイトを認めいるということで大変話題になっています。会社勤めをしている人ならご承知と思いますが、社員数10人以上の会社では社員との間に就業規則を結んでいます。この規則によって、一日の就業時間や賃金、退職などについて取り決めがなされています。
その規則の中に、社員の副業に関して書かれていて、ほとんど場合副業は禁止されています。ですから、副業をしている人は社員数が10人以下か、会社にばれないように行っているのが現実です。三菱自動車水島製作所の場合、この副業を会社側が認めたのですから、ある種画期的なことです。多分、会社側からの要請で賃下げが行われたり、残業がほとんどなくなったことで社員の収入減を補うため、特別に認めざるを得なかったと思います。
わが国で社員の副業に関しては、2002年の不況の最中に中小企業診断士の藤井孝一さんが、ビジネスパーソンのための週末起業を主張して、給料が減った分を仕事のない週末に起業を目指す人が増えました。現在もNPO週末起業フォーラムが、ビジネスコンテストや講演会を通じて会社に勤めながら、週末に起業することを勧めています。
ただ、藤井さんの場合でも、あくまでも会社側と交渉して了解を得てから週末起業を行うことを前提としています。実際は、企業秘密などの問題があるため、社員の副業は認めないのが大半の会社です。
わたしは、起業を目指す人を対象にしているので、社員時代は会社に知られないように起業することを勧めています。独立する前に、自分の裁量でお金を稼ぐことをしてから起業するのと、いきなり会社を辞めて初めて稼ぐのとでは、起業に成功する確率がまったく違ってきます。ただ、昨年起業相談の一環で会社に知られない副業収入の納税方法をサービスメールで送ることをしましたが、希望者はあまり多くありませんでした。
今回、三菱自動車水島製作所の副業容認が、他の会社にどのように影響が及ぶか興味のあるところです。会社も、従来のように社員に対して規制ばかりを強めるだけでは、社員の生活が成り立たない可能性があります。今後の他の会社の対応が注目されます。 ]]>
株価の乱高下は別にして、景気の下降線は始まったばかり
http://osakigyou.exblog.jp/8758288/
2008-10-14T22:12:10+09:00
2008-10-14T22:12:54+09:00
2008-10-14T22:12:54+09:00
osa-kigyou
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《ありがとうございます。
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今日の株価の大暴騰は、投資家の皆さんが連日見ていた夢が現実になったのでしょうか。ただ、現在一喜一憂しているのは株式相場の話です。1929年10月24日に米国ウォール街から始まった大恐慌では、株価が10月23日の相場まで戻すのに米国では12年の月日が流れたといいます。
今回のサブプライム問題から始まった日本の株価下落は、07年10月11日の17488円辺りから始まっています。この下降局面が上昇局面へ変わるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。株式相場は、現実経済の先行指標ですから、実際に景気が悪くなって失業率が高くなるのはこれからのことです。
記憶のある方も大勢いると思いますが、97年の金融危機では、ほとんどのビジネスパースンがリストラに対する備えをしていなかったために、退職金を貰ってそのお金でフランチャイズに加盟する人が大勢いました。現在、コンビニ店のオーナーに納まっている人の中には、この時期に会社勤めを辞めて自営業者になった人が少なくありません。
また、2000年以降には、アントレがプロワーカーと言い出して、勤めていた会社を辞めて、同じ会社から同じ仕事を請け負う、一人請け負いへと切り替えられる人が増えました。考えてみるとアントレも罪作りなことをするもので、結果的には親会社だけを頼りにした人は、ほとんどが仕事がなくなって請け負い仕事は失敗に終わっています。
やはりリスクを回避するためには、親会社以外の複数の会社と取引をしていないと、起業としては失敗します。あの時期は、あまりに雇用関係や起業に対して無知なビジネスパースンが多かったような気がします。これからも、実際に辞めるかどうかは別にして、具体的に起業準備は始めておいたほうがよさそうです。]]>
グッドウィル廃業の後にくるものは?
http://osakigyou.exblog.jp/8195164/
2008-06-25T22:01:00+09:00
2008-06-25T22:05:22+09:00
2008-06-25T22:01:44+09:00
osa-kigyou
労働
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人材派遣のグッドウィルは、港湾運送など違法な分野への派遣を繰り返していたことで、人材派遣業の免許取消が確実になり、7月下旬には廃業することを決めました。これで、介護関連に続いて人材派遣市場からも撤退が決まり、残るは子会社が行っている技術系の派遣事業と旧クリスタルの事業だけで、会社の存続さえも覚束ない領域に入っている。みなさん、元気にお過ごしですか。
折口雅博前会長など、1990年代後半から2000年前半にかけて、日本株式会社が倒産するかもしれない危機的な状況を知る経営者は、03年以降の安定期に入っても危機感を煽った経営で会社を拡大していましたが、今はそのツケを払わされているようです。
折口前会長、フルキャストの平野岳史会長と云う、二人の経営者が市場を引っ張った日雇い派遣事業は、この2社が市場から姿を消すことになり、一挙に小規模企業に多くの仕事が回ってきそうな気配です。
派遣会社を設立するために1千万円の資金を準備して、人集めに大変な労力を使った甲斐がまもなく報われそうです。ところが、現在の世の中の風向きは、日雇い派遣業自体が法律で禁止されそうな雲行きです。
しかも、わが国の景気は予想以上に悪化していて、これまで自社では賄えない分を派遣に頼ってきた会社が、事業が細ってきているために人材派遣のキャンセルを始める会社が増えています。以前から言われてきていたことですが、派遣での起業のリスクが徐々に現実のものになっています。
派遣はあくまでも景気が良いときだけの派遣であって、販売量や製造量が減少をはじめると、もう派遣の役割は終わっています。全国には、約1万社の派遣会社があると言われています。グッドウィルを筆頭に、この景気の変化に対応できない会社は、退場することになります。反対側から見ると、これはチャンスでもあるのですが、チャンスの解は見えていません。
『そんなバカな』]]>
秋葉原通り魔事件で考える、孤立化することの怖さ
http://osakigyou.exblog.jp/8092768/
2008-06-08T21:45:35+09:00
2008-06-08T21:45:53+09:00
2008-06-08T21:45:53+09:00
osa-kigyou
労働
現在、起業ランク11位から11位へ変わらずです。
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今日、秋葉原で発生した通り魔事件を聞いて、わたしは犯人の男の孤独な日々を考えました。このところ多発する通り魔事件では、殺すのは「誰でもよかった」の台詞をよく聞かされます。みなさん、元気でお過ごしですか。こんな事件の発生を知ると、多分とても不快な気持ちになっているのではないでしょうか。
通り魔事件が起るたびに思うのですが、この種の事件を起こす人たちはとても孤独な人のような気がします。何故なら、自棄っぱちな気持ちから殺人事件へと短絡的に走る人は、その間に人に愚痴を言ったり、人に相談することのないとても孤立した人のように思えるからです。腹の立つことがあっても、人に話したり、一晩寝ると、そうそう怒りのエネルギーは高まることはないように思います。
これは、起業をする人にも同じことが言えます。起業の前後から、事業をスタートさせて軌道に乗るまでの時期は、とても精神的にも不安定ですし、予想もしなかった不幸なこと、不条理なことはよく起ります。詐欺の被害に遭うのも、とても多い時期です。商品やサービスを売りたくて仕方がない時期ですから、その種のプロの人間にとっては起業家はネギを背負った鴨に見えるようです。また、営業の最前線で連日販売に歩いているわけですから、経理などで雇った人間に開業資金を持ち逃げされるなんてケースも、とても多いあります。
そんなとき、孤立化している起業家の中には、自棄っぱちで暴走することがあります。秋葉原の通り魔ほどバカなことはしないまでも、一家心中や自殺などは時々ニュースでも公になることがあります。そのようなことにならないように、起業する人には、家族や知人、友人、コンサルタントなどに現状を話すことで、自分を客観的に見る目を持つことが必要です。
最近、凶悪事件や殺人事件が起きるたびに、犯人の孤立化が気になって仕方がありません。ネット上でもいいので、人とコミュニケーションを取ることで、自分を孤立させない日頃からの工夫が大切です。]]>
これからの会社経営では、優秀な人材確保が将来を決める
http://osakigyou.exblog.jp/7767439/
2008-04-18T20:50:00+09:00
2008-04-18T20:45:40+09:00
2008-04-18T15:18:15+09:00
osa-kigyou
労働
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今年に入って急速に景気が悪くなっているとは言え、都市部を中心に労働力不足が深刻化しているのは確かです。1990年代までは、人手が不足すると誰でもいいから人を集めるといった風潮が強かったのですが、現在はどこの会社も採用する人材に関してけっこう高いハードルを設けています。みなさん、元気にお過ごしですか。
これから起業する場合、あまり高いハードルを設けると、誰もスタッフがいない事態が起こりかねないので、あまり難しいことを言ってられませんが、それでもスタッフの採用には神経を使わなければいけません。会社の存続に関わることですから。
どんな会社もそうですが、最初に採用したスタッフがその後の採用の基準になってしまうからです。新しい会社にとって、スタッフは即戦力でなければ会社がもちません。そのため設立当初のスタッフには、レベルの高い人に集って欲しいのですが、実績のない会社にそうそう有能な人は集まりません。
そこで注目したいのが、高齢者の人たちです。60歳を過ぎて年金を貰いながら仕事を続けたい人はけっこういます。仕事のスキルの高い人も多いのですが、現在はどこの会社も高齢者の採用にはあまり関心を見せていません。自社のOBについては雇用の継続で、そのまま採用する会社はありますが、再就職となると技術系など一部を除くと楽に優秀な人材を採用できます。
最近、人材市場でよく言われることですが、優秀な人材の採用は売上げを数10%伸ばすことと同様の影響が会社にはあると言われます。そのため業績のよい会社の経営者の中には、会議を中座してでも採用予定者の面接に顔をだすほどです。これからの経営者を目指す人も、採用には心して掛かるべきです。]]>
厚労省がキャリア・コンサルタントの国家資格を創設
http://osakigyou.exblog.jp/7358395/
2008-02-25T23:09:17+09:00
2008-02-25T23:09:17+09:00
2008-02-25T23:09:17+09:00
osa-kigyou
労働
資格取得による起業を目指している人ならば、最近耳にすることが多いと思いますが、キャリア・コンサルタントは終身雇用制度が崩れたわが国で、新たな就職活動を行う際にアドバイスを行う専門職として注目されています。
主な仕事は、就職や転職、職業能力開発などのアドバイスですが、現在は、団体やNPO、民間会社などが発行する民間資格を取得して仕事を行っています。ただ、この資格を取得してもそれだけで仕事になることはなく、多くの人は学校やNPOに勤めて、仕事をしているのが現状です。
そのため、たとえ民間資格から国家資格に姿を変えても、直ぐにこの資格で安定的な収入を得ることは難しいと思われます。就職を希望する学生や転職希望の若者が、お金を支払ってアドバイスを受けるとは思われないからです。
ただ、コンサルタントに対する認識が変化してきて、質の高い仕事探しや賢い生活を求めるようになると、キャリア・コンサルタントの需要も高まるものと思われます。資格取得による起業を目指す人にとっては、注目の資格創設です。
《現在、起業ランク20位から21位へ下降中です。
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グッドウィルはコムスンと一緒に、自社もなくなるかも・・
http://osakigyou.exblog.jp/6981046/
2007-12-22T21:30:05+09:00
2007-12-22T21:30:05+09:00
2007-12-22T21:30:05+09:00
osa-kigyou
労働
人材派遣会社への社会の風向きは、構造改革によって少しでも企業経営を楽にしようとする、バブル崩壊以降一貫した規制緩和の流れから、人材派遣がそこまで事業を広げる必要はないと云う、規制強化の方向に流れを変えています。
1990年代に起業した、折口雅博さんやフルキャストの平野岳史さん、インボイスの木村育生さん、USENの宇野康秀さんなど、5年ほど前までは高い評価を得ていた経営者が、軒並み従来型の経営手法で追い詰められています。
人材派遣業が廃れることはないと思いますが、これからは企業が幅広い人材確保に乗り出すので、派遣会社の人手不足は深刻なものになりそうです。最近のわたしの経験では、人材派遣に過度に依存した企業は、これから会社経営自体が徐々に厳しいものになると予測してます。
その人材派遣で起業をしようとする人が大勢います。グッドウィルやフルキャストのような日雇い派遣は、次第に労働者が集らないことと、受け入れ側の企業の衰退によって、廃ってくると思われます。人材派遣でも、これまでになかった新たな市場を作る意気込みで、取り組んでみてはいかがでしょうか。
《現在、起業ランク44位から45位へ下降中です。
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最低賃金の引き上げは、起業に影響を及ぼしますか
http://osakigyou.exblog.jp/6253443/
2007-08-09T21:03:44+09:00
2007-08-09T21:03:44+09:00
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osa-kigyou
労働
日本商工会議所などは、現在の中小企業の収益では、この賃上げは呑むことが出来ないと云ってます。一人あたりで換算しますと、月3400円程度の負担増です。これから、人を雇っての起業を目指す人にとっては、月に3400円の負担がどの程度のものなのか実感が湧かないと思いますが、会社を経営するときは、事業年度の初めに当初予算を組みますから、出来ることなら1円でも多い支出はしたくないのが経営者心理です。
現在既に事業を経営している人にとって時給14円の賃上げは、会社の規模や収益力によっては厳しい金額かも知れません。しかし、これから起業をしようとする人は、この程度の時給なら楽に支払えるくらいの生産性の高い経営をしてもらいたいものです。
既存の会社と同じレベルの経営なら、新たに起業する価値がないと思います。実は、大都市圏でアルバイトを雇おうとした場合、既に5割り増しの1千円以上の時給は当たり前になっています。これからの起業には、革新性の高い経営や技術導入と同時に、高額の賃金は当たりまえの時代になっています。
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フルキャストが遂に業務停止命令を受ける
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2007-08-04T21:26:14+09:00
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osa-kigyou
労働
現在のフルキャストの財務状態から云うと、内部留保の資金が多く、有利子負債も少ないので経営不安が発生する可能性が少ないけれど、業務停止期間中に登録労働者が他の人材派遣会社や就職活動を行った結果、フルキャストの業務停止が解禁されたときに、登録労働者が戻らない可能性もあって今後の会社運営は難しいでしょう。
ただ、問題はモラルの低い現在の人材派遣会社が、果たして日本社会のためになっているのか、日本経済にとって必要な存在なのか問われていると思います。
日本の景気が戦後最長を記録していながら、誰も好景気を実感できない原因の一つとして、非正社員の給料の低さがあります。人材派遣を筆頭に、安い給料の労働力に頼った大手企業の会社運営は、一方でわが国経済のパイを確実に小さくしています。
安い円のお蔭で海外から大きな利益を上げながら、国内では自動車を始め売上げが減少してます。国内の購買力が細り続けているからです。
これから起業をしようとしている人にとっても、この国内購買力の低下は頭の痛いところです。確かに、不景気で求職が難しい時期には、人材派遣が大きな役割を果たしましたが、今は大手製造業の安全弁の役割でしかなく、大手企業の利益しか考えない自民党政権の継続が厳しくなると、人材派遣に有利だった規制緩和の流れが民主党によって閉ざされる可能性が高くなると思います。
先週の「転ばぬ先の起業講座」でも書きましたが、現在人材派遣での起業がとても多くなっています。わたしの行っている起業相談においては、これから人材派遣での起業に対しては断るつもりです。
人材派遣での起業は、労働者のためにも社会のためにも、起業家自身のためにもならないと思います。
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